八代亜紀、本名橋本 明代、1950年8月29日生まれの演歌歌手、女優、画家。彼女の芸名は、出身地の八代市から取られ、”やしろ”と読まれる。
アジアで何世紀も活躍することを願い、「亜紀」と名付けられました。
幼少期：歌への情熱が始まる
幼い頃から父親の歌う浪曲に触れ、歌好きの子供に。
ジュリー・ロンドンのレコードに魅了され、クラブ歌手を目指すようになります。
上京と芸能界入り
15歳で上京し、八代市立第六中学校卒業後、熊本のバス会社でバスガイドとして働く。
その後、音楽学院で基礎を学び、3年後には銀座のクラブ歌手としてスタート。
ここで後の五木ひろしと出会い、芸能プロダクションを紹介される。
歌手デビューと成功の軌跡
1971年、テイチクレコードから「愛は死んでも」でデビュー。
その後、「なみだ恋」で大ヒットを飛ばし、数多くのヒット曲を生み出す。
1979年には「舟唄」で新境地を開拓し、「雨の慕情」で日本レコード大賞を受賞。
これらの功績により、「演歌の女王」と称されるようになる。
多彩な活躍と晩年
1982年にセンチュリーレコードに移籍後、ベテラン歌手としての地位を確立。
1990年には「花（ブーケ）束」を発表し、ポップス調のバラードで新たなファン層を獲得。
2012年からはジャズやブルースを歌い、演歌・ジャズ・ブルースを取り入れたコンサートやディナーショーで活躍し続けました。
偉大な歌手の旅路は2023年に終わる
2023年12月30日、73歳で世を去る。
彼女の死は、多くのファンや音楽業界に大きな悲しみをもたらしました。
八代亜紀は、その卓越した才能と情熱で、日本の音楽史に不滅の名を刻みました。
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